目次
分圧とは
分圧は下の定義で覚えてください!これが一番使えます。
分圧とは…
混合気体を体積を変えずに分けたときの圧力のこと。

この図にあるPAが気体Aの分圧、PBが気体Bの分圧です。
分圧の公式を覚えよう!
分圧のところで覚えてほしい公式は3つです。3つ目は①②を組み合わせれば導けますが、覚えてしまった方が良いです。
① (全圧)=(分圧の和) →上の図だと、P = PA + PB
②(分圧の比)=(モル比) →例. Aが1 mol、Bが2 molだったら、PA : PB = 1 : 2
③(分圧)=(全圧)×(モル分率)
→例. 全圧 2.0 Pa、Aが 2 mol、Bが 3 molだったら、PA = 2.0 × 2/5 = 0.80 Pa
混合気体問題へのアプローチ
はじめの定義を使うと混合気体問題が解きやすくなります。
混合気体って気体が混ざっているから難しいですが、「体積一定で分ける」と1種類の気体だけに注目すればよいので、問題がかなりシンプルに見えますね。
要は、図の左側のイメージから、右側のイメージに変換して問題を解けば良いのです。
混合気体の問題がよく分からなくなったら、とりあえず「体積一定で分けて」みてください。これだけでかなり解きやすくなるはずです。
今回はここまで。実際に分からない問題があればコメントで質問してください。答えます!
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