今回は発展編です。覚える必要はないですが、知っていると便利です。
目次
VSEPR理論とは
分子の形を推定する方法として「VSEPR理論( valence shell electron pair repulsion rule)」を紹介します。
この理論を簡略化してお伝えすると次のようになります。
電子対どうしは互いに反発する。
電子対どうしが互いに反発することによって、それぞれが一番遠ざかるように配置します。
次で例を見ていきましょう。
分子の形を推定する
①メタン
メタンは共有電子対を4組持っています。これらが互いに反発して、一番遠い位置に行くとどうなるか。「正四面体形」になります。
図形的に証明するのは面倒なのでここでは省きますが、何となく正四面体形になる気がしますよね。

この正四面体形を基準に、他の分子も考えることができます。
②水
水は共有電子対を2組、非共有電子対を2組で合計4組の電子対を持っています。
この4組が互いに反発して「正四面体形」を作ります。

ここで考えているのは「分子の形」なので、HとOの配置に注目しましょう!
そう「折れ線形」になっていますね。ということでメタンと同じ形を考えると水の形も分かりました。
アンモニアもこの考え方でいけます。
③二酸化炭素
最後に二酸化炭素を見てみましょう。二酸化炭素は「二重結合」を2個持っていますが、二重結合の電子対はひとまとまりで考えてください!
つまり、2組の電子対反発のように考えればいいということです。
2組が反発して一番遠ざかると「直線形」の配置になりますね。

今回は以上です。分からないことがあればコメントで質問してください。
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